熊谷真菜のコナモン日記
 2004年4月〜2004年9月
※ この日記は熊谷の心覚えです。店名などまちがいのある場合はご容赦ください。ご指摘お待ちしています。
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9月30日(木)
米粉を使ったスナックの大事なプレゼンのあと、蛸之徹で、NHKの撮影。
一家に一台たこ焼き器について語る。
10年前、にんげんマップ時代のディレクターの一人が担当で、懐かしいばかり。
蛸之徹の特製ソースができたそうで3本セットをもらう。
店長の小川さんによれば、松岡社長もお元気らしい。
20年前、蛸之徹におじゃましたときのこともふと思い出す。あいかわらずお世話になってます。
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9月24日(金)
ねぎやきのやまもとへ、
発売中の「日本全国ローカルフード紀行」(六輝社/RIKUYOUSHA)を持っていく。
店長の竜太君が私の下手な写真にきれいにうつっているので、こちらもうれしくなる。
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9月21日(月)
協会の事務局ミーティング。
ツアーの大成功に伴い次回の打ち合わせなど。
総会のこともボチボチ決定せなあかんし、何かとたいへん。
お昼は緑地公園のすてきなフレンチに連れてってもらい、キウイソースのマダイのサラダや、
プラチナポークの香草焼きなど、かなりおいしかったです。
最後にシフォンケーキが出てきたので、稲武のゆかりさんの米粉のシフォンを思い出し、
あれはほんとに絶品だったと、再感動してました。
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9月20日(日)
敬老の日にちなみ家族で、高槻の花門亭でお好み焼き。
神戸流のお好み焼きが私もお気に入りだが、姑も喜んでくれた。
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9月19日(土)
東京から雑誌社の人がきたので、うまいやさんで打ち合わせ。
今年最後の抹茶のカキ氷も出してもらい、この夏もホンマお世話になりました。
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9月13日(月)
稲武の興奮も冷めやらないまま、熊本へ。
太平燕企画のため、お昼から太平燕倶楽部代表の斉藤誠喜さんのごあんないで、
紅蘭亭、正華亭の太平燕をいただく。
本場の太平燕は店ごとにちがうので、たこ焼きに通じる奥深さを感じる。
太平燕倶楽部の人たちもユニークで、いい出会いだった。
時間があったので、熊本駅近くの黒亭でラーメンを食べて帰る。
九州のラーメンはほんとにすばらしい。11月の久留米も楽しみだ。
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9月12日(日)
朝5時半起床。村田さんのお庭や田んぼを観察したあと、みょうが取り。
朝食も村田さんの菜園で。
たかきびのパンはパリのパン屋でも負けないくらいそのままでおいしく、
ルバーブのジャム、ハーブとヨーグルトのチーズや、採れたてのハーブティーも香り豊か。
昌子さんが、朝とれたやつがしらと自家製のお味噌でみそ汁をつくってくださる。
アマランサスの葉っぱも意外で感激。
8時にたかきびの畑に集合。 遠方からの参加者もそろい、会のメンバーの方々も用意万端。
3メートルもあるたかきびを刈り取っていく。超快晴。
カマの音も小気味よい。総勢20人あまり、お昼までにはほぼ刈り取り終了。
朝からこんなに興奮していてはもたないだろうと思っていたが、案の定、頭がクラクラして、しばし休憩。
ポニーハウスというところでは、たかきびご飯が大釜で炊かれ、
たかきび団子入りのお味噌汁と黒瓜のおつけもの、たかきび入りのからすみが用意されている。
ここで日本コナモン協会からはたこ焼きを焼いておかげさまでお出しする。
粉は日清製粉のたこ焼き粉。おみやげにももってかえってもらう。
さらに役場のキッチンに移動、たかきびうどん、たかきびクッキー、たかきびソーセージなどたかきび尽くしの調理開始。
それぞれ名人がいるので、見ているだけで楽しい。
とくにゆかりさんが焼いてきてくださった、たかきびのシフォンケーキは米粉
100%とは思えないほど、すばらしいできばえ。プレーンとたかきび入りの2色が美しい。
これらごちそうをつまみながら、ツアーのまとめへ。
信州大学農学部の松島憲一先生による、たかきび講座。
21世紀の穀物としてのたかきびの可能性を解説していただいた。
稲武の人たち、そして旅は道づれ、世は粉もんツアー参加者のみなさんのおかげで、
無事第1回ツアーを終えることができました。
そして、たかきびの会との交流はその後も継続中。今後の展開も楽しみです。
本当にありがとうございました。くわしいレポートはイコちゃん&モリリンのたかきびツアーレポートで。
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9月11日(土)
明日のたかきびツアーに備え、朝大阪を出発。
事務局のはやっぴ、女子部のもりりん、イコちゃん、うちの娘と、
名古屋から日清製粉の羽澄愛子さんが加わる。
旅は道連れ、世はコナモンツアーは基本的に現地集合現地解散なので、
横浜や和歌山、信州などはるばるコナモンのために参加してくださるという、
熱いメンバーによる濃いツアーなのだ。
途中、足助で御幣餅タイム。私のおすすめは、八幡宮前のみどりやさん。
形も味噌も手作りならではの味わい。名古屋牛乳のフルーツ味も懐かしいのどごし。
稲武の手前で和菓子のまつ月に立ち寄る。
目当てのわらび餅が売り切れとのことで、予約。
ついでにいろんなお菓子を買って、そこで試食会。お茶を出してくださる。
いよいよ今日のハイライト、からすみ作り。
安藤昌子さんのログハウスで、嫁のゆかりさん指導のもと、稲武に伝わるお菓子からすみ製作だ。
米粉を熱湯でこねていく。色粉をつけて、それらを組み合わせて彩り上品な練り物。
これを蒸して完成である。
むちっと、ほんのり甘く、お雛様にふさわしい華やいだお菓子。
ゆかりさんが母親から習ったという、娘に伝えられたまごころの味わいに、一同感激。
夜はどんぐりの湯にはいったあと、稲武を代表する地材料理「山武喜」さんへ。
いわなのお造りに始まり、名古屋コーチンの石焼、ピーマンのおしたしや、
葛の花の天ぷらなど、土地の個性たっぷりの創作料理が見事である。
ここも昌子さんのご推薦で、今回のツアーの世話役でもある村田牧子さんとともに、
超人気の地酒、空をいただきながら、盛り上がる。
ご主人は寡黙ながら、熱い方で、絶品はあまごのたかきび蒸し。
あすのテーマに合わせて、お料理してくださった。女子部のメンバーも大満足で、感謝される私。
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9月10日(金)
朝、広島の「中国新聞」から、コナモンの魅力について電話インタビューがあり、しゃべ
りながら、コナモン素晴らしさをまた痛感してしまった。
聞き手も同様に感動してくださってたみたいで、うれしかった。
呉のお好み焼きも行かなくちゃならないのを、思い出した。
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9月9日(木)
重陽の節句。
菊のおしたし、菊の天ぷら、マツタケの土瓶蒸しといったメニューが妥当なところだが、
気分はイタリアン。
なぜかカルツォーネみたいなものを、イメージしてしまい、
チーズ入りのプチカルツォーネにトマトソースを添えた、ナゾのメニューとなった。
鹿児島の俊ちゃんから、私の博多弁の修正があり、
「こげんすばらしかもんばっかし食べさせてもらえたけん、この夏一番の幸せたい・・・」
というのが、正しいそうです。
ご指摘ありがとうございました。
鹿児島も台風の被害が大きかったようで、家畜や農作物への影響が心配です。お大事に・・・。
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9月4日(金)
桃谷の旧家のお屋敷、「このむら」でコナモン倶楽部女子部主催のお月見、
七色のおうどんの会。
粉は岩手の府金製粉さんからいただいた南部地粉、奈良のお野菜の天ぷら用に築野食品さんから米油が届く。
お昼に集まり準備開始。
7キログラムの粉を打ち、7種類の素材を練りこみ、延ばして切る。
きょうは量が多いので、ここから茹でるのもひと苦労。奈良の旬の薬味で、
麺つゆもきちんと作り、うどん通からおいしいと、たいへん喜んでもらえた。
七色のおうどん
薄紅色 梅と紫蘇のおうどん
萌黄色 山葵とすだちのおうどん
洒落柿色 桜海老のおうどん
藍海松茶色 青海苔のおうどん
墨染色 黒ゴマのおうどん
白練色 そのままのおうどん
梔子色 ウコンのおうどん
デザートは寒天と赤大豆の黒蜜。
途中、南海地震のすごい揺れの余興もありましたが、
読売新聞のM記者もワイン持参でお越しくださり、
浴衣でおもてなしした綺麗どころの記念撮影も無事終わり、
とってもすてきな記念すべきケータリング第一弾となりました。
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9月4日(土)
舞のお稽古の帰り、進物用に祇園、亀屋清永の清浄歓喜団をたのむ。
うちの子も大好きだが1個500円もするので頻繁に買えない。
おたべ1箱と同じというのも皮肉な感じ。
唐菓子の系譜であるあの形状を再現する技をみがきたいものだ。
夜はラーメンのリクエストがあったので、ちゃんこ鍋にして、中華麺を入れた。
見事なだしが出て、麺にほどよく吸わせてかなりのできばえ。
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9月3日(金)
雑誌の粉もん特集の打ち合わせのあと、ラジオ大阪へ。
パーソナリティの中井さんは長田出身、お好み焼き通で、
アシスタントの大内さんは天然のおもろさで、30分あまり笑い続け。
今福のたかはしを推薦してもらった。
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9月2日(木)
キリンビールのお好み焼きめぐりで玉出へ。
会津屋もぼてじゅうも玉出発祥、ここは知る人ぞ知るコナモンゆかりの地である。
今回はそれにふさわしいお店で、キリンさんも大喜び。11月号をお楽しみに!
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8月31日(火)
十三の第七芸術劇場で映画「トントンギコギコ図工の時間」をみにいく。
最近映画館までわざわざいくことはなかったが、久々に興味が湧く。
勘は当たり、静かな感動で胸はあつくなる。
子供たちのすばらしさ、もの作りの原点を感じさせてくれるセンスのいい名作。
5日に七色おうどんの会をするので、夕方から試作。
そのまえに谷6のクレープ屋さんでバターシュガーのクレープをたべる。
この界隈はおしゃれなお店もふえ、散歩がてらにちょうどいい。
空庭カフェはお休みだったので、次回また。
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8月28日(土)
コナモン倶楽部の渡辺さんのおさそいで、帝塚山の手焼きおかき体験にでかける。
手焼きかつ備長炭をつかう昔ながらのお店は日本でもわずかということで、貴重な体験をさせてもらった。
主催の手焼きおかき窯元 井の一さん、お世話になりました。
さて、10年目を迎える「たこ焼きめぐり」だが、HPを運営してくれてるかまとんこと
鎌田利幸さんが和歌山に転勤したこともあり、半年以上もお休みの状態が続いていた。
きょうはそれが再開するとあって喜ばしい日である。
京橋で待ち合わせ、くれおーるさんへ。
「大阪たこ焼き33か所めぐり」を1周半した渡辺さんにも参加してもらい、楽しい取材ができた。
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8月24日(火)
筑後市にある大陽製粉発祥の地、筑後製粉所におじゃまする。
巨大な石臼が4基、想像以上の高速で回転しているのには驚く。
世界でもまだまだ少ない設備なので、長年小麦にかかわってきた俊ちゃんも興味深く見学。
とくに目たてのデザインが、放射線状でめずらしく、直線ではなく美しい曲線を描いている。
こだわりのお菓子屋さんは昔の粉の風合いを再現できてると、石臼粉を愛用しているそうで、
21世紀に石臼粉が復活するなんて、コナモン協会としてもうれしい出会いだった。
昼ご飯は、大分県大山町に人気店があるということで杷木の梨園を過ぎ、
日田方面へ。
大山町は一品一村運動の先駆けとして名高く、梅と栗を植えることから始めて40年、
今では木の花ガルデンなど、山の中というのに行列のできる話題のスポットに成長している。
なかでも100種類のおかずバイキングは、見るだけで感動。
味も素朴ながら、地元感あふれ、全種類たいらげる。
このあと中島さん推薦の「果樹園のなかのアップルパイの店 林檎と葡萄の樹」で、名物アップルパイを。
津軽が実る果樹園ならではの最高のロケーション。
朝倉町、三連水車の里は柿が鈴なり、福岡の別の一面に出会い、また住みたくなりました。
おかげさまで今回のコナモン紀行は、この夏一番の充実のひととき、そのしめくくりは、
大宰府天満宮そばのお寺にのこる最古の石臼。
ちょうど前住職の本葬と重なり、不思議なご縁を感じました。
大宰府名物梅が枝餅も型をみせてもらい、試食もでき、おなかパンパンで新幹線に乗り込みました。
俊ちゃん、中島さん、本当にお世話になりました。
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8月23日(水)
日本コナモン協会多治見支部長の佐藤円一郎氏の発案で、福岡の大陽製粉の
石臼製粉見学に出かける。
迎えてくださったのは大陽さんをご紹介くださった今回のキーマン、中村俊夫さん。
サッポロビールをこよなく愛すダンディな中村さんは、九州のグルメの鉄人でもあり、
中村の俊ちゃんとして君臨、がんこおやじの人気店でもわがままが通じるほどのお方なのだ。
もうお一方は、大陽製粉営業部長の中島清さん。
中島さんにのせられて、2日間ずっと食べ続け、せっかくの夏やせが台無しになってしまうはめとなるが、
それくらい超充実のコナモン紀行だった。
まずは、気になっていた博多うどんから。
最古の臼がある現存する土地がらだけに、うどん文化も連綿とあり、
ラーメン以前の粉文化には目をみはるものがある。
春月庵でごぼ天ざる、1.5玉を皮きりに、承天うどんで丸天うどん、
釜が特徴の老舗のうどん屋でえび天うどん。
俊ちゃんおすすめを全部まわりきれなかったのは残念だが、博多うどんと一口に言っても、
麺の太さ、固さ、注文の仕方までさまざまで、麺文化発祥の風格を痛感する。
11月に久留米のラーメンシンポジウムにバネラーで行くので、今から楽しみだ。
アジア麺文化研究会の奥山さんたちの活動にも期待が高まる。
大陽製粉では、各種の粉サンプルを見ながら、ラインゴールドをつかった皮はパリパリ、
中はしっとりもちもちのパンを味見。
うどんの玉で満腹なのに、ヨーロッパで通用するようなおいしいパン、クッキーをペロリ。
ドイツの製粉学校卒業の古賀脩平社長だけに、お話もまた事業展開も一味ちがうすばらしさ。
あっという間の3時間だったが、ゼッポリーネの話をすると、
「こんなところでゼッポリーネが出てくるとは・・」とすでにご存じの様子。
コナモン探求には目のはなせない企業のひとつですね。
夕方は俊ちゃんおすすめのユニークなお店。
お昼は皿うどんの一品だけで、夜は鴨中心のお料理だとか。
俊ちゃんの顔で出してもらった皿うどん、そして鴨鍋の数々については、
ご主人の要望でここには書けません。
がそれだけにスゴウマなミラクル博多ワールドでした。
「こげんすばらしかもんばかり、食べさしてもらえるばってん、この夏一番の幸せたい・・」
この物言いあってますでしょうか。
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8月22日(日)
河内長野で育てよう会のソバの種蒔きにおじゃまする。
粘土質なので丁寧に畝を作り、鋤で溝を作ったところに一列にソバを落としていく。
隣りの大豆畑の雑草がすごいので、草引きも大変。
実れば、味噌と豆腐になるそうで楽しみだ。
お昼は地元で人気のうどんやさんで、細麺のぶっかけ。
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8月20日(金)
東京から大阪のコナモン事情を把握するためにやってきた方々をフードテーマパーク
中心にまわる。
大阪にもふえましたよね。
そうそう、先日発売の「女性セブン」にも、フードテーマパーク特集に私も登場したんですが、
ご覧いただきましたか。
えらい先生方が、美容室などで見てくださってて、恐縮です。
はんつ遠藤さんも一緒でうれしい記事でした。
ただし首都圏と大阪では感覚も、人の量もまったく比較にならないので、
いざ事業をはじめるにはなかなかむずかしいものがありますね。
今回もユニークな人たちで、これからどんな展開になるか楽しみ〜。
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8月19日(木)
だれにも言ってないのに、来週九州に行くのがアジア麺文化研究会の奥山さんにバレ
ててびっくり。
粉つながりはめっちゃ濃厚です。
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8月18日(水)
お盆があけて第一弾のお楽しみは、コナモン街道。
きょうのメンバーは鎌谷さん、内田さん、山哲さん、花門亭の坂平さん。
まず訪問するのはは、芦屋コロッケやぎょうざで全国展開されてるイトー屋さんの本社。
通販業界でも人気商品になっているらしく、ユニークな経営方針、開発コンセプトは聞いていて楽しい。
イトー屋の伊藤隆裕さんも加わり、三宮へ。
鎌谷さん御用達のぎょうざ、瓢たんにおじゃまする。
店構えも雰囲気も、主人や息子さんのキャラも最高。
しかも神戸ならではの味噌だれが、抜群にうまい。
鎌谷流に、2はいの味噌ダレを小皿に入れて、酢、ラー油、しょうゆで味を調節、
タレをなめながらビールを飲んでいると、主役登場。
からまるミソダレ皮をやぶるとジュワッと。皮と具、そのはざまの空洞のバランスがあまりにも絶妙でまいりました。
食後は花門亭のだしお好み。私はだしにつけないで食べるのが好き。
どろソースでつくってもらったカクテルも意外に合いました。
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8月7日(土)
今日から清元のお師匠さんに、娘や叔母らと、唄と三味線を習うことになった。
どうなることやら。
たまってるコナモンの原稿も気になるし、今月も休みなしでかないまへん。
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8月6日(金)
テレビ東京で久々の生番組「レディス4」。
司会の柴俊夫さんとたこ焼きを焼いたりした。
近くでみると柴さんは大きくて、お目めも大きくて、役者さんのようだった。当たり前か。
そのあと出版社の人に神楽坂を案内してもらい、おしゃれな和食屋さんでワインの話などで盛り上がる。
シメに出てきたのは、生野菜の冷やしうどん。
マヨネーズの網掛けも意外な感じだがおいしかった。
お昼に食べた刀削麺もよかったし、小麦粉三昧の一日でした。ごちそうさま。
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8月4日(水)
キリンビールのお好み焼きめぐりで、住之江区のVIVANT(ビヴァン)さんへ。
素材にこだわる良心的なお店。
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8月3日(火)
大学生協の取引先のセミナーに講演でよばれた。
うまい屋さんに出張で焼きにきてもらい、贅沢なたこ焼きセミナーとなった。
100人あまりの聴衆の方々も、熱心に聴いてくださり、たこ焼きの醍醐味にひたっていただいた。 最近、取材や撮影やらで、うまい屋さんばかりにご迷惑をかけ、本当に感謝しております。
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8月1日(日)
テレビ東京「レディス4」という番組の撮影隊が朝から家にやってくる。
仕事風景や書棚をうつしたあと、うまい屋と芋蛸へ。
芋蛸季節限定、氷でたこ焼を試食。
夜は安土の花火。真上で開く大輪にうっとり。
風が強いので火の粉や玉のかけらが飛んでくるのには驚いた。
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7月31日(土)
コナモン倶楽部女子部のとうもろこしの会。
予想を裏切り、かなりのおいしさでした。
とうもろこしといえば、昔の人はまずいというし、私がためしたものも、
サルサソースあってのおいしさでした。
どうやっておいしくしたらいいのか、悩みながらでかけましたが、
ブレッドも、たこ焼きも、最後に大阪の伝統野菜いり、あまりもののお好み焼きも、すごく美味。
黄色の色もチャーミングで、コナモンとしてのとうもろこし粉の可能性を痛感した一日でした。
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7月30日(金)
枚方の奥の農園におじゃまする。
花オクラ、すもも、古代ハスに囲まれて幸せな一日。
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7月29日(木)
早起きして、水なす農家をたずねる。
どんな取材もワクワクするものだが、農家だと期待も格別だ。
ぶっくらと育ったみごとな玉のようなナスは、ほかの種類が頼りなく思えるほど値打ちもんです。
天王寺の伝統野菜の種屋さんもたまらなくいいお店で、栽培はそっちのけで、
いろんな種のコレクションをしたくなりました。
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7月28日(水)
あすは早朝の取材なので、今日は堺泊まり。
なにわ大賞の授賞式も出席できず。
田辺大根の復活を成功させた方が準大賞となったので行きたかったが、
森下先生のお話はそれ以上のすばらしさだった。
晩は神座でラーメン。
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7月24日(土)
朝ごはんをしっかり食べたあと、河内長野へ。
門林さんの美加の台小学校での夏祭りに、たこ焼工房43が門林さんの作った千両茄子を入れて
べジタコを焼くことになり、お手伝いにいく。
20本あまりのもぎたてのお茄子はピチピチで切るのも楽しい。
焼きはじめるとズラリと行列。この行列の快感が忘れられなくて、暑いのに遠いの
に、また来てしまったわけである。でも焼くのはもっと楽しい。
ここでぬかせんを商品化したユニークな方と出会う。田中陽子さん。
ヨーコママのぬかせんは黒ごまがきいた初めての香ばしさ。
糠臭さはなく、糠のファイバーだけをとりだしているそうだ
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7月23日(金)
あさっての京舞の会に備えて、都ホテル泊まりが続く。
夜プールのあと、夜食サービスのコーナーで見た目は何の変哲もないのだが、
たべてみるととんでもなくおいしいクッキーを発見。
サクサクのなかにリズムを刻むようにかすかなパリパリ食感があり、エスプレッソも
3杯おかわりした。
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7月22日(木)
熊本名物タイピーエンと水戸のスタミナラーメンをコンビニ商品にする企画プレゼン
の日。
熊本県の宮尾さん、坂本さんも同行してくださり、楽しくておいしいプレゼンになった。
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7月20日(火)
午後から協会のミーティング。
連のこと、ツアーのことを決めました。
多治見支部から、石臼製粉の情報が届く。
福岡の大陽製粉の試みらしいが、近々おじゃまする予定。
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7月18日(日)
昨日今日と京大西部講堂で、奥一富さん率いるホットケーキ部による、オーガニック
ミックスでつくる、昔ながらのぺた焼きを販売。
海苔で巻くしょうゆ味に加えて、今日はきなこ味の2種類。
一時、すごい豪雨で商売どころではなくなったが、ケーキショップやエスニックレス
トランなど、プロの店に囲まれて、なかなかの繁盛ぶり。
立命館産社の後輩ふたりのかわいい売り子の努力の甲斐あって、夜8時完売。
お商売の醍醐味をつかんだ一日でした。
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7月17日(土)
祇園祭の日だが、大阪の美々卯へ。
会長の薩摩さんのお招きでおじゃましたが、石毛先生ご夫妻、奥村彪生先生ご夫妻をはじめ、
存じあげてる方ばかりで、かえって恐縮した。
お酒もお料理もすばらしい整え方だったが、圧巻は会長がブータンから取り寄せたソバの押し出し機。
お湯で練った粉を板前さんが二人がかりで麺に。すぐに茹であげた麺は、ほんのり黄色がかっていて、
もっちりとのどごしも最高でした。ほんの一口しかないのが残念でした。
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7月15日(木)
17日、18日に京都大学の西部講堂でイベントがあり、
そこにホットケーキ部の奥一富さんが店を出すことになったので、そのメニューについて、
ギャラリーアンテナで試作する。
ホットケーキミックスをつかうという条件だけで、あとは自由なので、季節や周りの
メニューとのバランスを考えて、醤油味のペタ焼きにすることにした。
試作を繰り返すうち、だんだんおいしいのができるようになり、一同満足。
その後、女子部で近所にたくさんふえたラーメン屋のひとつにはいり、ミーティング。
いろいろ楽しい企画案も生まれ、絶好調。
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7月14日(水)
パリ祭の日ということで、マダム金銅こと、河内ワインの専務とリッツカールトンで
ランチの約束。
東京からみえた、動物占いの会社社長でもあり、金融界のマドンナと
いう方が、ご一緒されることになり、女性3人でとっても楽しいひとときとなった。
マドンナはすごいキャリアの持ち主、趣味はスキーと釣り、週末は伊東の別荘で温泉
三昧というとんでもない人だが、神戸生まれで、30分もたつと、専務と私のドタバ
タトークに慣れてきたのか、後半はとんでもなくオバチャン的に合わせてくださった。
おかげで、関西を代表するソムリエ、宮武先生は、緑の象、私はゴールドのコジカと
いうことも判明した。
ラ・ベのシェフは粉使いも素晴らしく、お豆を裏ごしした、勾玉型の薄焼きクッキー
を添えてみたり、久々にホテルの食事に満足した。
うるさくしすぎて、隣りのテーブルからクレームがきたことをのぞけば、カンペキな
贅沢ランチでございました。
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7月13日(火)
毎年7月は打ち合わせが重なり、なにかとあわただしい。
へたってはいるが、お会いする人たちがユニークで、新たな元気をもらうので、疲れも消えてしまう。
夕方からなにわ大賞の選考会が、うどんの今井さんである。
審査委員長の難波利三先生にもお目にかかるのは一年ぶり。
各賞が決まり、急いで守口へ。山哲さんこと、山岡哲也さんが、
おもろいイタリアンがあると、よんでくださった。
店の名前はモガジョガ。主人は守口ジャズストリートの仕掛け人、
一見飾らない店だが、インテリアの細部はユニークで、随所に主人のキャラが出ていておもしろい。
前菜のお肉のカルパッチョもいいお味。ピザはマルゲリータ、
パスタはペペロンチーノと、直球勝負。
おしゃべりしてて、ピザの一枚目がこげてしまったのもご愛嬌。
山哲さんは、鉄板など、厨房機器が専門で、お好み焼き連を立ち上げてくださるとのこと。
いよいよ協会も柱となる、連が勢ぞろいしつつあり、本当に嬉しくなってしまった。
ありがとうございます。
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7月10日(土)
朝から子供会のボーリングにつきあい、午後は舞のお稽古で祇園の女紅場へ。
母のわがままで堀川の鶴屋吉信の喫茶まで足をのばす。
練り立て熱々の葛もちも感動だったが、今年初めてのくずきりもレベルが高かった。
もしかしたら、鍵善のよりおいしいかもしれない。くず粉は作るのもたいへんな作業ですが、
それだけに、お味も最高です。
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7月8日(木)
江崎グリコの寺田眞仕さんからのおさそいで、日本一のお菓子好き、
テレビチャンピオン、コンビニ通、スナック駄菓子、お菓子部門など、
いずれもチャンピオンを制覇した高橋千宏さんに会う。
とてもチャーミングな、うちの娘もこんなふうに育ってくれたら〜と思うほど素敵な人。
寺田さんと同じくプリッツ担当の長崎宗則さんもゆっくりお話するのは初めてだが、
福岡生まれの渋系食通で、コーディネイトしてくださった寺田さんの勘のよさに
は驚くばかりでした。
別れ際に、道頓堀に新しく登場したプチグリコ看板の前で4人で記念撮影。次の粉遊
録にのせます。見てね!
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7月7日(水)
十三の老舗の洋菓子店でキミロールを買い、七夕ということで、
夕方は久々の時分時へ。
ドングリマッシュルームが初素材だったが、マドリッドの焼きマッシュルームを
思い出した。ワインもお手頃で、ドイツの白、スペインの赤でかなり酔っ払う。
そのあと新地のスナックでは、満月ポンがでてきて、ちょっとうれしかった。
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7月5日(月)
岸和田の村田さんのお宅におじゃまする。
先月トマトを送ってくださり、今度は紅ずいきということで、好奇心旺盛な私は、
お言葉に甘えてずいきの収穫におしかけてしまったというわけ。
ずいきのパック詰めなどの作業もお手伝いし、もっとやりたかったと思うほど。
みなさん年代も近く、コナモンに詳しい人ばかりで、
しかも岸和田はたこ焼きのいい店も多いことを初めて知り、
これまであまりおじゃまできてなかったことを反省する。
お昼は村田さんの奥さん手作りの紅ずいきのゴマドレッシング、ずいきの豚肉炒め、
水ナスのショウガ醤油、甘長とうがらしの甘辛炒め、ずいきの小芋、水なすの浅漬け
からご飯にいたるまで、どれもこれも村田さん作の素材ばじゃりで、おいしくて、
すっごく食べてしまった。
おなかは大丈夫でしたか、とメールをいただいたので、た
ぶんあとで、あんなにたくさん食べて・・と心配されたのだろうと思うと、恥ずかし
かった。 しかも、残ったおかずを容器に入れて4品ほどお持ち帰りしたので、
村田家の冷蔵庫の大部分を私が消化したことになる。ほんとに恐縮です。
新調したての立派なだんじりも会長さん自ら案内してくださり、午後は営農センター
や水ナス農家、春菊の収穫、桃園にもご案内いただき、実り多い一日でした。
村田さんご夫妻のお気遣いに感謝します。ありがとうございました。
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7月2日(月)
アメリカ人に嫁いだ同級生が帰ってきているので、梅田で会う。
コナモンでもというが、お昼からやってて、おすすめの店というのが、梅田界隈にはほとんどない。
仕方なく、ナンのおいしいカレー屋に行くが、経営が変わってて、値段設定も高くなり、
ナンも形はそのままの特大だったが、生地がまずくてだめになっていた。
ちょっとショック。店員のインド人のせいではないが、彼らの表情もこわばってみえた。
友達は料理好きで、向こうでも和食や和菓子を作るという。
が、売ってる粉がオールパーパスで、日本のように細かく分かれてなくて、
やっぱりアメリカらしいね。
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7月1日(木)
今年も半分が終わってしまった。
今日は民放連の近畿地区の審査の日。
放送活動部門の審査員は私のほかに、もず昌平先生と若一光司さん。
おふたりともすごく久しぶりで、ご一緒させてもらえてうれしかった。
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6月29日(火)
キリンビールから小麦という新しいビールが発売されるので、
小麦にぴったりのコナモンはないかということになり、私は迷わずゼッポリーネを推薦した。
奇しくも、関西で唯一味わえるお店が六甲道にオープンしたので、そこで小麦を飲み
ながらの撮影となる。
久々のゼポちゃんなので、朝からあまり食べずに備える。
本格的ナポリ料理を出す、シュエシュエでは、シェフの澤田勝さんがマルゲリータを
窯で手早く焼いてくださり、ゼポちゃんもおかわりして、みんな大満足。
ナポリ通、キリンの中川さんも気に入ってくださりうれしい。
小麦はラべルデザインがキュートで味わいマイルド、ヨーロッパタイプの豊かなのどごし。
この夏のニューフェイスにふさわしい。
夕方は高槻で降りて、人気上昇中のお好み焼き、花門亭におじゃまする。
先日、六甲道の蛸与志に連れてってくださった、
こなもん街道親分、鎌谷博司さんが、第2弾として企画してくれたのだ。
30歳なりたての花門亭、坂平社長と沢本部長、鉄板専門の山岡哲也さんも参加の楽しいひととき。
ここのお好み焼きは神戸長田にルーツをもつ、洋食焼きの流れを汲んだスタイルで、
それがことのほか気に入った私は、近いうちに絶対また来るぞ、と心に誓うのであった。
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6月28日(月)
「関西ウォーカー」の「カンサイ魂」の取材でうまい屋さんにおじゃまする。
久々で驚いたのは、なんと3代目が!
3代が焼き台に同時に立ってるなんて、世界初の快挙ですよ。
午後は協会のミーティング。連のこと、コナモンツアーのことなど話し合う。
夕方はキリンビールのお好み焼きめぐり。道頓堀の美津のさんへ。
ここはタレントたちも大好きで、何度か出かけたことはあるが、
おかみさんのナマのお声を聞くのは初めてで、かなりのインパクト、一同感激でした。
キリンのお好み焼きめぐりも6回目だが、毎回ヒットでめちゃラッキーです。
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6月27日(日)
娘が「ハリーポッター」を見ている間、京都へ。
コナモンクラブ部長の生徒さんらの作品展に行く。
ユニークな刺繍の袋ものがいっぱいで、オオムラミチコ作、
ワニとフラミンゴのモチーフが愛らしい手提げを選ぶ。
7月にある奥さんのホットケーキ部催しの打ち合わせもでき、
帰りはクラブのトウモロコシ会の予行演習用にコーンフラワーとコーングリッツを購入。
流通は少ないのに、小麦粉より安いのが意外でした。
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6月26日(土)
いただきもののケニアの粉を使って、餃子作り。
日清の粉にくらべるとやや粗めだが、それなりに風合いもある。
色もやや灰色がかって、ケニアらしいおもむき。
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6月25日(金)
朝から餃子パーク(浪花餃子スタジアム)へ。
南平の一口ギョーザ、招福門の海老揚げギョーザ、香川の寺岡商店スダチのギョーザを試食。
香川のがことのほかジューシーでうまい。杏仁ソフトも感激でした。
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6月24日(木)
「女性セブン」のフードテーマパークの取材で、久々の浪花麺だらけ(大阪ヌードルシティ)。
初顔の高知須崎の鍋焼きラーメンは、鶏がらべースに濃コク醤油、
サイドメニューのうつぼのたたきもめずらしく、オススメです。
記事の関東エリアははんつさんが担当されるそうで、同席できるのがうれしい。
ノリのいい記者とカメラマンなので明日の取材も楽しみ。
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6月22日(火)
大阪日仏協会主催の講演へ。
変わらぬ味わい、浪花の古きよき時代を反映したたこ焼きの原型の形。
演題は「粉もん文化古今東西―たこ焼きからクレープまで。」
日仏交流を楽しむ会だけに、ユニークな方々ばかり。
総領事もおみえだったので、フランス語でやれたらかっこええのに〜と後悔ひとしきり。
大恩師の桑原武夫先生や多田先生を思うひとときでした。
多田先生は先日、NHKの「こころの時代」で1時間、「ものぐさのススメ」をお話しされ、
ホンマええ感じのトークは師匠ながら、涙が出るほど感動ものでした。
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6月15日(火)
今日は生涯でもわすれられない記念すべき一日。
というのも、初めて有機農業の専門家について、田植えをしたのである。
田植えなど今どき珍しくもないと思われるかもしれないが、私が田畑で作業したのは
NHKの番組のレポーターとして、京都上賀茂のすぐきを数本ぬかせてもらっただ
け。あのときの感触、快感はわすれがたいが、今日は丸一日、水田のなかにいられる
のである。なんという幸せ。
師匠の門林さんは悠々と有機栽培を楽しんでおられて、この辺では田植えも一番おそ
いんやと。
質問しても、わりと適当な感じの答えが多く、親近感を感じずにはいられない。
お昼休み、クヌギの木陰でお弁当をいただきながら、農業の醍醐味を聞かせてもらった。
本当にありがとうございました。
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6月7日(月)
朝日放送のロケで、久々に駒川中野商店街のたこ焼きナカノへおじゃまする。
変わらぬ味わい、浪花の古きよき時代を反映したたこ焼きの原型の形。
かき氷もはじまり、夏の雰囲気ですてきでした。
「大阪たこ焼33カ所めぐり」でいまもお客さんがたずねるのを、
奥さんは「いろんな方が来てくださって楽しいわ」と喜んでくださる。
ありがたいことです。いい店の第一条件は、やはりお店の人の気持ちですね。
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6月3日(木)
昼は市ヶ谷のタイ料理屋でセンミーの油そば、生はるまき、
おやつは銀座みつばちで切りイカのお好み焼き、
夜は築地の魚料理の人気店でかつおのたたきにはじまり、
トロトロのめかぶ、明太子のオムレツ、きわめつけは海の幸をとろろいもでくるんだ、
ばくだん、それに江戸前ならではの分厚いかきあげ。
さすが築地グルメは奥が深い!
水産のプロに輸入蛸のお話をうかがいながらの贅沢なひととき、
モロッコやカナリー諸島のイメージもしっかりつかめました。
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5月30日(日)
FM大阪のイべントに伊たこ焼き43シーサンがオクトパッセ号を出すので、私に
とっては初のたこやき研修となった。
教育者としても優秀なシーサンのおかげで、約8時間焼き詰めに焼き、なんとか足を
ひっぱらずに無事終了。一時は救急車をたのまないとだめかと思うほどハードだった
が、後半は少し慣れてきて、お客の行列が励みにさえ感じる。仕事を終えたあとのす
がすがしさも格別。シーサン、新谷さん、ありがとうございました。
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5月29日(土)
ツルヤのかしわのミンチで水餃子をつくる。
買い物もめんどうだったので、白ねぎ、えのき、じゃがいもなどありあわせの野菜で。
皮も柔らかめながら、弾力もよく仕上がり、きれいに包めてうれしい。
色白プリプリ餃子完成。売れそうなくらい上出来。
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5月28日(金)
お昼、打ち合わせのあと、おかるで焼きうどんを食べ、
夕方六甲道の駅からすぐの蛸与志さんへおじゃまする。
予想以上におちついたお店で、店長の井上邦通さんもいいキャラだ。
普通のたこ焼き専門店とはちがい、明石蛸をふんだんに使うたこ焼き居酒屋。
お造りもおいしく、たこ焼きは締めにいただくのがいいだろう。
たこ焼きは3種類。六甲焼、すま焼、なにわ焼。ネーミングにあわせて、具も微妙に
変化する。
焼き加減もちがうから、見た目にもおもしろい。
それぞれにあわせたおだし、ソースもよく考えられているが、生地がしっかりしてるので、
そのままも十分おいしい。案内してくださった鎌谷博司さん、ありがとうございました。
神戸もほんま、ユニークで見逃せませんね。
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5月26日(水)
夕方ギャラリーアンテナでコナモン倶楽部女子部のミーティング。
モリリン作、南部地粉のクッキー、フィナンシェ、豚まん、蒸しパンなどを試食。
稲武のたかきびクッキーも癖になる味と好評。
新メンバーに、たけむら千夏さん、平戸由貴子さんを迎え、ますますパワーアップする女子部でした。
この日、「朝日新聞」に雑草グルメの記事が大きく出ましたが、コナモン倶楽部のこともふれてもらい、
雑草が食べたかったという、部長のコメントが笑えますよ。
私のレシピデビューとしても記念すべきカラー記事となりました。
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5月24日(月)
キリンビールのお好み焼きめぐりでなんばの福太郎さんにおじゃまする。
鉄板カウンターがぐるりと厨房を取り囲み、いい雰囲気。
お好み激戦区で最近頭角を現してきた店だけに、主人もおもしろい。
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5月23日(日)
まずはコナモンツアーの下見で愛知県の山あいの町へ。
途中、足助の御幣餅に感動し、はんごろしの粒もんも気になりはじめている自分に、心が騒ぐ。
稲武町では昔お世話になった知人の牧子さんに再会でき、自然に歩調を合わせた実り
豊かな山の暮らしがうらやましくなる。
タカキビの会の代表、昌子さんにもご挨拶することができ、
次回ツアーでおじゃまするのが待ち遠しい。
お昼からは、多治見の山法師の会へ向かう。
東濃が誇る陶芸家、加藤孝造先生が毎年開かれる会で、山法師の咲き乱れる新緑のなか、
先生の陶房で宴が繰り広げられる。
昼すぎまではえらい人ばかりなので、スタッフのお疲れさま会に参加した。
以前うかがったときにお蕎麦を打ってくださった陶芸家の堀さん御夫妻、
円一郎さんのお父様のファンクラブの方たち、
製麺のプロや洋菓子店の御夫妻などユニークな面々で盛り上がる。
来年はたこやきをリクエストされたが、どうなることやら〜
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5月22日(土)
原稿がたまっているというのに、朝からでかけねばならず焦り気味。
毎日のように新聞や雑誌の取材があり、とくにいかやきのこともふえている。
ほんまたいへんです。
夕方は千里界隈の広東料理のお店で打ち合わせ。
ねぎのあえそばが美味でした。
帰ると息子の友達が、作品の手伝いに駆り出されていて、
メニューを変更してベーコンのクリームパスタに。
阪神もボロ負けでたいへんな一日でした。
週末は岐阜、愛知・・たのしみ・・。
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5月19日(水)
某お好み焼きのプロに、昔ながらに手作りのソース工場に案内してもらう。
大型の生産現場はよく知っているが、ここまで間近に釜をのぞかせてもらうのは初めてで、ソースの香りに染まりながら、ご主人の話をうかがえるのは感動的でした。
熟練ゆえの経験と勘が生きる現場って、いつの時代も大切にしたいですよね。
夕方はTBSの「ウォッチ」という番組のロケを心斎橋の味穂で。あいかわらずのタコ問題。
そのあと、ねぎ焼やまもとの梅田エストワン店プレオープンに、おじゃまする。
ホタテメニューが新しいと社長がすすめてくださるので、帆立ねぎ焼きにする。
すじこんとは違う、海の旨味。あっさりと美味。
なんと創業者である社長のお母様、山本高恵さんがいらしたので記念撮影してもらった。ねぎ焼の産みの母は偉大です。
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5月18日(火)
朝日新聞の取材の日。
といってもいつもと大きくちがうのは、まず近所の道端で雑草摘みを撮影してもらい、家にもどってから料理を作る。
題して初夏の道ばたグルメ。
雑草パスタやよもぎのドーナツは商品にできるほどのできばえで記者も大喜びしてました。
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5月10日(月)
タコ問題で朝日放送の取材を受けたあと、ケーブルテレビの撮影で松竹芸能の若手姉妹コンビたんたんにインタビューを受ける。
かわいい二人はウッスマンを気に入ってくれて、大うけでした。
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5月9日(日)
第2回コナモンクラブ「雑草の天ぷらと蕎麦がき」当日。
会場のトレードマーク京都には協会の御身体である重い臼も到着し準備万端。
臼は埼玉の臼屋蕎友氏から協会設立のお祝いに寄贈いただき、先月も目たてをしてもらったところなので、たいへん挽きやすく、挽き初め式もスムーズで、かなりうれしかった。
講師のそばこや戸嶋製粉社長のお話と蕎麦がき作りのあと、関東からも数名参加の36人がいっせいに調理にはいる。
蕎麦がきは初めてという人も多く、作り手によって風合いが変化するので、お互い試食しあってなるほどと、満足の様子。
築野食品から届いたこめ油と井澤製粉の天ぷら粉で、21種の雑草がみるみるうちにカラリと揚がっていく。
1種類ずつじゃないとわからないので、うちの娘がお盆にのせて「イタドリ揚がりました〜」とか言いながら、会場を回る。
モリリンと有紀ちゃんの蕎麦粉のカステラも好評。蕎麦茶でほっとひといき。
コナモンにふさわしく、とにかく楽しくておいしい一日となりました。
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5月8日(土)
あすに備え、コナモン倶楽部部長と山へ天ぷらの材料採集。
なんと21種類も用意できて感激。
4時ごろから「報道ステーション」のタコ値上げロケのため、道頓堀へ。
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5月7日(金)
今日はコナモンの日。
記念すべき2回目を迎えるが、お楽しみの集まりごとはあさってにおいといて、にわかに大問題となりつつあるタコの値上がりニュース取材の対応に追われる。
タコの物価高騰は数年前から始まっていたことなのだが、一番人気のモロッコが禁漁を宣言したために、
メディア的には、阪神は調子いいけど、たこ焼きは危ない!と、こぞってニュースネタにしているのだ。
おかげでタコヤキストは同じ質問に答えさせられる始末。
夕方は協会事務局一同でたこ焼きパーティ。
飛び入りのユニークな大阪人も数人混じっていっしょに盛り上がる。
■
5月5日(水)
夕方コナモン倶楽部の打ち合わせで部長のアトリエに。
かわいくてためになるリーフレットと蕎麦カステラを有紀ちゃんが作ってくれている。
モリリンも蕎麦粉の割合を多くして、全粒粉も加えたカステラを試作。
食べくらべるとそれぞれ個性があっておいしいので、9日は粉ちがいの2種類のカステラをメインのデザートに出すことに決定。
■
4月17日(土)
東北のとある町の市長さんが大阪にこられたので、リクエスト通り、ディーブな大阪
をご案内した。
市長は鶴橋も大好きで、鶴橋ゆかりの方に案内をお願いして、とんでもなくうまいチャンジャ
やキムチ、コブクロのたたきなど、初めてのおいしさに出会いました。
そのあと大阪でも、ここまで大阪を感じさせる店はほかにはないやろ、
というくらい濃い〜お好み焼き屋に行き、市長はもう明日帰ってもいいくらい、
満足してくださいました。
ここのトンぺいもおいしかったです。
■
4月16日(金)
夕方、世沙弥という
ちょっと特別なお店におじゃまする。
主人は、消えつつある浪花が誇る旦那衆の粋な文化を体現しておられる方で、
道楽者の師匠として、今後、指導をあおぐことにする。
お店や料理のことはそのうちまた。
■
4月15日(木)
富士宮の叶屋さんから
富士宮やきそばセットが届く。
肉カスもついて、地粉の蒸し麺は見るからにうまそう。
協会のホームページの
4月のコナモンとしても紹介。
粉遊録はもちろんやきそば学会G麺の渡辺英彦会長。
ほんま素敵な方でした。
■
4月13日(火)
ケーブルテレビの撮影で、オタフクソースのキッチンにおじゃまする。
お好み焼きを焼くシーンからはいり、麩のやき作りまで、鉄板コナモンの腕前を披露。
広々とした分厚い鉄板が欲しくなりました。
夜はマーケティングの師匠がわざわざ山で摘んできてくれた、たらの芽、春蘭、
藤の花芽を天ぷらに。旬の野草のなかでもかなり通好み。
サクッとふんわりもっちり、この季節ならではの贅沢三昧。
■
4月12日(月)
日記もお留守にしてしまうほど、ここ数週間あわただしく、
濃い人たちと濃厚なコナモン交流に明け暮れてました。
くわしいことはコナモン協会の「粉遊録」などで、
ぼちぼち紹介していきたいと思います。
とりあえず今日は新宿高島屋で4月21日からはじまるフードバラダイス、
コナモン対決の打ち合わせ。
お昼は西日暮里の竹屋食堂と新宿思い出横丁を遠藤哲夫さんに案内してもらい、
大満足。珍しく明るいうちに新幹線に乗り込みます。
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■ このコーナーは、・・・
日本コナモン協会誕生に関する活動を中心に、コナモンについての活動をレポートします。
更新日: 2004.10.09
開始日: 2004.04.18
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