☆★☆ 新・たこやきめぐり 第1回 ☆★☆

やわやわの快感で小粒、いくつもポイポイ
−ミナミの間口一間の店

− 頭楽丸(とらまる) その2 −

熊谷真菜(2006.7)
それだけに口にいれたときの、やわやわの快感はたまらない。しかも理想的な小粒なので、いくつでもポイポイ、口に運んでいる。
塩マヨが人気というが、たしかに、これがうまいのも、ここの生地のなせる技かもしれない。
 かまとん、なべちゃん(大阪たこ焼き300ヶ所めぐり)、二人が感動して食べているのをほっといて、私は水沼さんに質問しまくった。
驚いたことにこのレシピは、すでに10年まえから開発されていた。
ユニークなのは、薄力粉だけでなく、強力粉をつかっていること。そこにえび粉、そして自家製天かすがはいる。
自家製天かすは、お父さんのお店からのものだが、これはほかのたこ焼き屋さんでも愛用されていること。3年前、この地に来るまでは千里山の駅前で「とらや」という屋号で営業していたこと。

取材中
座敷
実は、千里山のたこ焼きといえば、知る人ぞ知る隠れた名店で、わざわざ出かけたことがあったのだ。でも昨日食べたもんも覚えてない私なので、数年前のたこ焼きについては、ほとんど記憶がない・・・
ということで、私の心配は水沼さんのお話で氷解していった。よかった、よかった。なんとしゃべりだけで2時間半もの取材。これはおそらく最長記録だが、記念すべきリニューアルにふさわしいひととき。

   店の表に出て写真を撮ろうとした矢先、「こんなとこで何してんの?」と、大阪のおばちゃんらしき黒い影が!
YES−fmの「末成由美のオコタコ Radioコナモン見聞録」で4月から毎週お目にかかっている、由美さんではないですか。
小林くんはすかさず、色紙を持ってサインをリクエスト。由美さん曰く「おいしかったらまた来るわ」。
由美姉のお眼鏡にかなうかどうか、頭楽丸のこれからを注目したい。

(2006.6.17取材)

末成由美さん

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