オリジナルの姫焼きは一見、大玉のたこ焼だが、なかにタコははいらない。
イカ、たくあん、キムチ、コンニャク、天かす。5種類の具は微妙なハーモニー。
これも西浦家のアイデアらしい。
カップに入れて、冷たいおだしをかけ、つぶしながら食べるのだ。
お姫様に食べてもらうたこ焼というコンセプト。
なるほど、熱さも和らぎ、一口でパックリというよりは、おだしと一緒にオホホといただきたいものである。
そのまま食べてもいけそうだが、ねえさん曰く「おだしが最後にまとめてくれるんで」
と姫焼きスタイルを強調する。
さてメールの主はどんな人だったかというと、私より一つ若いスマートなお兄さんタイプ。
文面のとおり、内に秘めているものは強そうだが、とても謙虚な、しかもオーナーとしてたよりがいもあり、
来てよかったと感激しばし。
喜びすぎて、海鮮焼を食べそこねたので、また近いうちに行きま〜す。
(2003. 5.23取材)
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