☆★☆ たこやきめぐり 第59回 ☆★☆

黒門らしい新店誕生
 板さんが手がける大阪初! 山芋たこ焼

− 芋蛸(いもたこ) その2 −

熊谷真菜(2003.2)
てなことで、ベーシックな芋たこ焼をまず。
たしかにほのかな芋の感触は、たこ焼にねばりとコクを与えている。 スジマヨ焼きも納得。えび一匹はいったエビマヨも感激。
返す道具は金属の菜箸
芋たこやき一丁あがり
 季節商品のカキポン酢は、カキがひとつはいるこれまた贅沢品。
ポン酢のネギがちょこんとのるのは、白身のにぎりを彷彿とさせる。
こういうアイデア、こういう新しいたこ焼に出会うとうれしくなる。生きててよ かったと。
  しかもご主人は板前らしくきちんとしたスタイルをくずさないし、奥さんは愛嬌 たっぷり、にこやかで楽しげ。理想的な夫婦商売が健在なのだ。

   たこ焼の魅力は、目の前でうまい、おいしいと反応が見える。
厨房にこもっていては見 えなかったものが、ご主人には新鮮かつ、新しい創作意欲につながっているらしい。
春はたけのこ、夏はうなぎ、毎日来る人にあきられないように。春夏秋冬、四季おりおりにきてみたくなる、
バランスのとれたいい店である。
(2003.2.17取材)

店頭で槌谷ご夫妻と真菜さん

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