☆★☆ たこやきめぐり 第10回 ☆★☆

 
何もつけない、何もかけないたこ焼の原形を今日に伝える老舗
− 会津屋 その4− 

《探偵メモ》
お店の名前→会津屋

お店の住所→本店:大阪市西成区玉出西2-3-1
         TEL:06-651-2311
     地下鉄玉出(国道26号線)出てすぐ

      ナンバ店:なんなんタウン
         TEL:06-649-7708
      千里中央店:センチューパル2F
         TEL:06-832-9326
      他、ナンバ高島屋地下1階「日本の味コーナー」
        伊丹空港内売店
        姉妹店 近鉄針中野

本店営業時間→7:00〜21:00

本店 休 日→金曜日・1/1,2

本店 席 数→カウンター10席、ドライブスルー方式でも買えます

メニュー→小皿(12コ) 400円
     大皿(15コ) 500円
     玉子入り14コ 600円
     ねぎ入り14コ 600円
     ビール  缶 300円  瓶 400円

リーフより

毎度ありがとうございます
TV・マスコミでおなじみの 大阪名物会津屋のたこ焼です。
'95APEC大阪会議で世界の方に 味わっていただいたたこ焼です。

大阪のたこ焼は、昭和8年、会津屋の初代遠藤留吉が肉・コンニャクなどを 入れて焼いたラジューム焼(又はラジオ焼)がはじまりです。
その後もっとおいしい大人の味をと考え、昭和10年、「明石のたこ」と 「ころも」に味をつけて焼いた大阪のたこ焼が生まれました。
 戦後、ソースの普及によりころもに味がなくなり、色々なものが入ったの が出まわって、庶民ほんらいの味からはなれたものが増えてきました。

 たこ焼とはソースをつけない、手もよごさずさめてもおいしいのが本物です。
なにわの味、大阪の味、それを代表するのが元祖会津屋のたこ焼です。
皆様の憩の友、おみやげとして、六十数年焼き続けて参りました。
これからも味の追及を続け、よりおいしいたこ焼 皆様に愛されるたこ焼を 目指してガンバリますのでよろしくお願いします。
                          店主

探偵のコメント 探偵のコメント
大阪のたこやきを語る上でこの会津屋ははずすことのできない店です。 この店のたこやきをリーフは全て言い表してくれています。
APECの関西PLAZAで屋台を出してノック知事がサムライボールと紹介して いたたこやきです。真菜さんも本を書くとき、この店の先代留吉さんと今の社 長にはお世話になったそうですが、今回社長みずから迎えてくれました。 この店のたこやきは、ソースがなくても味がついていて、なにわのコテコテ味 のソースの味しかしないのでなく、あっさりしていて、 さめてもおいしいので好きです。
話好きな社長で、いろんな話をしてくれました。 今度の大阪ドームのオープニングイベントで屋台を出すとか、 先日、朝丘雪路さんがテレビの番組で来てくれてから、大阪に来るたび買いに よってくれるとか、 鶴瓶さんが近鉄劇場に出演している方の陣中見舞にということで出前を頼まれ て持っていったとか、 川中美幸さんの「たこやき人生」という曲は、ご両親をモデルに河島英五さん がつくってくれたとか。 話はじめたころは、客がほとんどいなくて、にもかかわらず、たこやき台全面 を使って焼き始めたのをみて、客おらんのにこんなに焼いていいのかと思って いたら、またたく間に客が買いにきて、あっという間になくなった。
「元祖」というだけあって、素朴な味のたこやきです。
「おやつによし!つまみによし!手みやげによし!3拍子そろったたこやきだ!!」 と主人が力説していましたが、おっしゃる通り、冷めてなお美味しかったです。
10回目とあって、私も知恵が付きました。
冷めたたこやきのアレンジに挑戦!
鰹だしに入れて、明石焼風に食べてみました。
ソースの付けていないたこやきは、色々なアレンジが楽しめるので好きです。
たくさん買いすぎても、飽きません。
「ここのたこやきは、冷凍しても良いかも」と思いました。


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