☆★☆ たこやきめぐり 第6回 ☆★☆

 
3ちゃんワールドへようこそ
− 3ちゃん その3 − 

熊谷 真菜

 はっきり言おう。 この店はたこ焼屋というより、飲み屋さんなのだ。 森本益光(ますてる)というママさんならぬパパさんのファンたちが、 たこ焼食べたいと言う口実のもとに、彼と一目、一言交わそうと どこからともなく集まってくる一つの世界、と定義づければいいだろうか。

 りっぱな西瓜がちゃんとカットされてやってきた。 大阪の路上で食べる西瓜は格別。 種をとばしながら庭で食べた、幼い頃がよみがえる。 喜ぶお嬢さんたちの様子を見守り、演出家の益光クンもご満悦のはずだ。

 不思議な屋台たこ焼をあとにして、梅田まで歩く。 結局、何も聞けなかった。 こんな取材もたこ焼屋も、タコヤキストにとって真夏の夜の初体験だった。

《探偵メモ》
お店の名前→3ちゃん

お店の住所→大阪市北区中津1丁目あたり
       東洋ホテル前
営業時間→18:00頃〜お客さんがいるまで

休  日→年中無休らしい 

席  数→10人位かなー  立ち席あり
メニュー→たこ焼き   12個  \500
     その他色々
探偵のコメント 探偵のコメント
ホテルの前の屋台?...想像でけへんなあ、と思いながら 行ってみると...。ひゃー、ほんまもんの屋台やわあ。(@o@) 車がびゅんびゅん通る道路の脇、ビルの谷間に、ぽっかりと浮か ぶ屋台のちょうちん。
これが「たこ焼き屋」??? ...ほんとにたこ焼き屋でした。メニューは、ねぎ・ごま・ふつう の3種類。お客さんは常連さんばっかり。お客みずから、ビール やウーロン茶の缶を出したり、新しいお客さんの為にイスを出し てあげたり。ホームパーティーってな雰囲気。ポンポンポンポン と軽妙なおしゃべりが途切れることのない「おやじさん」のペー スにはまりこみ、楽しい一時を過ごしました。
さて、肝心のたこ焼きのお味の方ですが...、私は「ごま」が よかった。たこ焼きに「ごま」を入れるのは珍しいと思います。 風味がありました。しかも中のタコがばかでかい!かみ切るのが ホネでした。
それに「たこやき」を食べに行ったのに、なぜかスイカまでごち そうになってしまった!外でスイカを食べるなんて何年ぶりです。 とても甘くて美味しかったです。ごちそうさまでした。 最後に「また来いよ」という声に送られて帰路につきました。
たこやきやさんの屋台というより、どちらかというと夜にサラリーマン や若者たちが、集まって一杯飲みながら話したり、わいわいやる「みん なのたまり場」的な一杯飲み屋という感じ。最初っから大将さんちゃん (勝手に呼ばせていただきます。)の軽快なしゃべりにペースを乱され てしまった。たこやきはもう少し食べたかったです。いつのまにかすい かに化けてしまっていて・・・。ごま入りのたこ焼きは、びっくりしま したが意外にたこやきに会う感じで私は一番おいしくて印象に残りまし た。「さんちゃん」は、大阪の町のHOTな空間という感じであったか な空気を味あわせてくれました。

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