☆★☆ たこやきめぐり 第4回 ☆★☆
たこやきを焼いて売るだけでなく、ソースや具、コナなどの素材の研究開発から、 「鱆焼新聞」の発行など、ハードとソフト、バランスのとれた理念のもとに、 客に心から満足してもらうためのさまざまな工夫を惜しまないところが、 白川の繁栄につながっていると私は思うのだ。
以前、奈良の本店で定休日に取材させてもらったとき、
開いていると思って入ってきた子連れ客があった。
丁重にお帰りねがったものの、スタッフは申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだ。
即座に、常備してあるペロペロキャンデーをもって、その客に駆け寄り、
子供はにっこり、という場面があった。
そんな些細なことの積み重ねが、今の白川の基礎になっているはずだ。
私と同年代の白川社長が、今後たこやきをどこまでおもしろく広めてくれるのか。
ハートフルな、たこやきベンチャー企業の今後を見守りたいと思っている。 以上、熊谷 真菜 好っきゃねん大阪 月刊たこやきめぐり 真菜のホームページ |