耳タコ情報 夏休みスペシャル

熊谷 真菜 と たこやき探偵団

その4 明石発、世界初の「たこパン」に拍手喝采!(bP)

             レポート:熊谷 真菜 (H8.7.15)
  • 「たこのお昼寝 \120」

  •  「たこパン、もう食べはった? すごい人気らしいよ」。
     一般の人からみれば、たこ焼もタコも同類らしく、タコと名のつくものの 情報が、いつのまにか寄せられている。これはありがたいことだ。

     たこ焼のルーツをたどれば、明石に行き着くことは著書のなかでもご説明した。 が、明石という町は、東経135度、日本の標準時を決める所であり、 明石原人も発掘され、源氏物語の明石の巻に登場する、由緒正しい歴史の 町である。そして食の分野では、明石焼きのまえに、明石鯛と明石蛸ありき、 の世界なのだ。

  • 「タコ美人 \100」

  •  ところが最近、たこ焼人気の影響もあって、タコの需要が高まり、 明石蛸を使いたくてもつかえない、という状況が起きている。 そこで登場するのがアフリカ産のタコだが、今回ご紹介するたこパンには、 100%明石近海でとれたタコがはいる。 タコはとれる時期によって、大きさも味もちがってくるから、漁獲量の 多いときに、瞬間冷凍する。

     たこパンは平成6年9月に発売開始。最初は明石近辺だけの商品だったが、 そのうち口コミで広がり、今ではテレビや雑誌の取材にひっぱりダコ状態である。
     早速、産みの親である大林パンの大林茂樹社長に、たこパン誕生秘話を聞いてみよう。

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