灯台もと暗し、淀屋橋にこんな店があったとは。
ネクスト1というタカシマヤ系の食料品フロアーから階段を降りていくと、
今度は京阪系の食堂街がはじまる。
その入口にあるポコッと小さなスペースをつかっての焼き台とカウンター9席は、
イメージしていたものより、なんだかひっそりと、ふつうのたこ焼屋とは異なる趣だ。
手前にはオープンスペースというか、ベンチがあるので座って観察していると、
客がたえない。ビジネスマン風のひとり客もいれば、友達同士の女子高生、
年配の買い物客など客層も広い。
みんなここを愛用しているのか、勝手知ったる感じで、さっと腰掛けては、
もくもくと食べて、また去っていく。
中にはおみやげを買ったり、持ち帰りも注文したり、どうやら一見さんは少ない。
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