☆★☆ たこやきめぐり 第51回 ☆★☆

新地にふさわしい美人たこやき
−   たこ長(たこちょう) その3 −

《探偵メモ》

店 名大ダコたこ焼き 北新地 たこ長
住 所大阪市北区曽根崎新地1-7-15 桃山ビル1F
JR東西線 北新地駅下車5分
TEL06-6348-0130
営 業PM19:00〜1:00
定休日土・日・祝休
席 数なし(持ち帰りのみ)

H13.5.9現在のメニュー
たこ焼き 600円

探偵の
コメント
みなこ探偵のコメント
 

  「たこ長」店内は大変清潔だ。ともすると油にまみれがちな壁や台、 すべてが丁寧に拭われていてどこもベタベタしていない。
それは鉄板に関しても言えることで、焼くごとに丁寧に鉄板を拭い、余分な油は残さない。 そうすると鉄板に生地がくっつくどころか、古い粘り気のある油を残さない為に、 少量の新しい油で十分きれいに焼ける。そして油が最小限で済むことで、 胸やけしないたこやきができる、と中村玉緒似のおかみさんが教えてくれた。
その直後私達は幻の道具ヌンチューが使われるのを見た。
これは一見ネジをまわすドライバーに似ているが、先端がすこし曲がっていて、 巨大な耳カキのようだ。
これは鉄板の穴の底にこびりついた余分な生地をきれいにこそげとる道具である。 とんがったたこピックでこびりついた生地を取ろうとするとどうしても鉄板を傷つけてしまうが、 ヌンチューなら傷つけることなくスムーズに掃除ができる。 ヌンチューも鉄板を清潔に保つために欠かせない道具なのだ。おかみさんは、 突然店に来て「これ使うてみなはれ」という謎のおじさんから直接6千円で購入した。 現在は難波の道具屋筋でのみ売られているものなのだそうだ。。
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発信日:2001年5月9日


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