☆★☆ たこやきめぐり 第39回 ☆★☆

 ミナミに根づいた明石焼元祖 
− 明石焼き たこ八 その2 −

熊谷真菜
 この店だけメニューにお好み焼もはいる。 カキ玉はじめました。四季を感じさせる。  さらに驚いたのは、たこ焼。お皿に並んだ たこ焼にはソース。そして付け合わせのよう に、千切りキャベツ、にんじん、紅しょうが 。これはたこ焼というよりトンカツの世界だ が、たこ八のソースのたこ焼は、明石焼にソ ースがのっていて、サラダたっぷりヘルシー なのだ。美孝さんによれば、小さいとき遊び に行った淡路島の海の家で明石焼にソースを つけていたのが、きっかけとか。
揚野社長と山口オーナー
優勝者と婚約者
 美孝さんは17才でこの道に。もう13年のベ テラン。おいしいタコは毎朝切るときに善し 悪しをチェック。腕に自信はあるが、たまに 残すお客がいたときは、ちょっと気になると いう。  開店前、まずは一人前焼いて食べてみる。 決しておしゃべりではない美孝さんだが、明 石焼を焼くことにかける熱意、気迫はかなり のもの。

 肝心の鍋の手入れは、串本のお父さんが浜 辺で焼き直し、リフレッシュさせる。早い時 期から明石焼をはじめたというお父さんにも 、ぜひお話が聞きたいものだ。

早食い競争実施中
揚野社長と真菜さん取材中

 3人兄弟がほのぼのと焼き続けるミナミの 明石焼。おみやげの包装紙のタコの絵が、こ の店の味わいを忠実に表現している。

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