☆★☆ たこやきめぐり 第36回 ☆★☆

 味自慢もうなずける、庶民派フランチャイズ 
− ひっぱりだこ その2 −

熊谷真菜
 今回の早食い競争は、東住吉区の矢田駅前店で行われた。
ここのオーナー山口雅三さんは、ブティックなどを経営しているが、 同窓会で揚野さんと商売の話で盛り上がる中でひっぱりだこの可能性を感じ、 2店を経営する。
揚野社長と山口オーナー
優勝者と婚約者
 たこやきの早食い競争は大盛況、
5人ずつ2組がアツアツのたこやきを飲み込むようにして食べている
。 その熱さがわかるだけに、気の毒としかいいようがない。 私なら50万あげるからといわれても、躊躇してしまうだろう。
優勝したのは近所の喫茶店のマスター。 今度結婚するので、フィアンセに指輪を買ってあげたいと参加した。

 ほかにもユニークな人ばかりが挑戦、 浪花文化研究会の大山泰幸クンも登場した。
実は私が監修させてもらった昭文社『大阪新発見散歩』で 大山クンが取材したのが、ひっぱりだこがメディアに取り上げられた最初というから驚きである
 味わっていないとはいえ、1時間も他人がたこやきに食らいつくのばかり見ていると、 いい加減食べたくなる。
 久し振りの桑探偵も一緒にこだわりの味をパクリ。 ソース、しょうゆ、ポン酢どれもいい。 たこやきそのものがきちんと焼かれていて、これはなかなかすぐれものだという印象。

早食い競争実施中
揚野社長と真菜さん取材中

 さすがに桑探偵は、早食いを追体験するべく、 飲み込むようにして食べている。
「噛まないでのどさえ過ぎれば大丈夫。僕、挑戦す ればよかったといいのける」

ホント、ふだんから肉体を鍛え上げている彼なら、優勝候補になりそうだ。
 つぎはハワイ旅行、100万円もというひっぱりだこの、販促イベント。 実のともなったこの勢いは、東京発のFCにはなかったうまさが隠されている

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