熊谷真菜
ほかにもユニークな人ばかりが挑戦、 浪花文化研究会の大山泰幸クンも登場した。 実は私が監修させてもらった昭文社『大阪新発見散歩』で 大山クンが取材したのが、ひっぱりだこがメディアに取り上げられた最初というから驚きである。 味わっていないとはいえ、1時間も他人がたこやきに食らいつくのばかり見ていると、 いい加減食べたくなる。 久し振りの桑探偵も一緒にこだわりの味をパクリ。 ソース、しょうゆ、ポン酢どれもいい。 たこやきそのものがきちんと焼かれていて、これはなかなかすぐれものだという印象。
さすがに桑探偵は、早食いを追体験するべく、 飲み込むようにして食べている。 「噛まないでのどさえ過ぎれば大丈夫。僕、挑戦す ればよかったといいのける」。 ホント、ふだんから肉体を鍛え上げている彼なら、優勝候補になりそうだ。 つぎはハワイ旅行、100万円もというひっぱりだこの、販促イベント。 実のともなったこの勢いは、東京発のFCにはなかったうまさが隠されている。