いろんな業界の人が出席して、話のテーマもさまざまで、できるだけ私もでかけるようにしている。 そこでお会いした電通マーケティング局の山田洋治さんから、すごい店を教えてもらった。
阪急高槻駅前にあるという、そのたこ焼屋さんはひとまず明石焼の店なのだが、「まんま」というメニューがあるらしい。 何ともごはんの上に明石焼を乗せて、それをお茶漬けのようにして食べる絶品なのだそうだ。
聞いた限りでは、おいしさのカケラも感じさせない説明だが、それがうまいというから、すごい。 マーケティング局に今年はいったばかりの電通マン、木島英登さんがいるのだが、彼もまたお好み焼愛好家であり、この情報はひとつ試してみる価値がありそうだ。
早速、探偵団事務局に電話して、「まんま」の突撃を依頼した。
探偵当日は、西日本新聞の松尾氏がたこ焼特集の取材のために、来阪していて、私たちの取材を取材したいということで同行される。
一見こわそうな、うるさそうなご主人だが、しゃべりだしたら、もうそこは吉本ワールド。
岡八郎と明石家さんまを合わせたような風貌なので、20歳も年下の美しい奥さん相手のコテコテリアルな大阪漫才は、テンポといい、口調といい迫力満点。
福岡からの松尾氏も、こんな理想的な大阪臭プンプンの取材ができるとは、と感激の色を隠せない。
そのこだわりとねばり強さで、阪急東通り商店街の明石焼屋さんに作り方を伝授してもらい、大阪から見れば田舎、高槻の地で開業にいたる。
ところが、...