☆★☆ たこやきめぐり 第12回 ☆★☆

 
吉本ブランドの味、いよいよ全国展開へ
− たこばやし その1 − 

熊谷 真菜


 たこ焼からはじまって、銭湯、駄菓子屋、散髪屋。私のフィー ルドワークはどうしても下町と切り離せない。このごろは商店街も気になる。

 大手量販店、いわゆるスーパーやコンビニの出現で個人商店や商店街は痛手を 受けることが多いのだが、それでも活気ある商店街はまだまだ健在だ。たとえば 烏山駅前通り商店街はその典型。スタンプ配布が人気を呼んで、一枚で も落ちていれば必ず拾うという、主婦御用達の成功例に、各地の商店街組合が 見学を申し込む。


 私も早速出かけた。新宿から京王線で15分。その商店街に、お昼だけ500円で たこ焼食べ放題の店がある。関西でもそんな気前のいい店に出会ったことが ないのに、頭が下がる思いだ。夜は関西風居酒屋になるという。そこの屋号が 「でんねんまんねん」


 長い前置きになってしまったが、「てんねんでんねん」というネーミングの 水を思い出してしまった。吉本興業発売の天然水だ。


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