去年に続いて、今回もハリーポッターを観てしまった。ハリーそっくりの愚息によ
れば、原作の方がおもしろく、映画は観るに値しないという。が、活字が苦手で、一
時は映画評論家まで目指した私なのだから、娘たちと一緒に出かけたのはいうまでも
ない。
ま、そんなことは置いといて、たこやきめぐりである。
阪急宝塚線蛍池からすぐのポクタポックにおじゃまする。
このお店、18年前からあるという。名まえもユニークだが、店の構えもユニーク。
国鉄の貨車の再利用、毎年真っ赤に塗り直しするとあって、かわいい赤が目印だ。中
は意外としっかりした造り。カウンターに腰掛ければ、メニューやなんやかや、もう
いろんな情報が目にはいってくる。
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たこの神様
大吉 1,800円
中吉 1,200円
小吉 700円
これだけ見たらなんのことやら。とにかく謎めいたコピーだらけ。
一つ一つ主人にたずねるのも申し訳ないが、ここの御主人、まるでホグワーツの森
の番人、ハグリッドを小さく優しくかわいらしくしたようなお方。真っ赤なユニ
フォーム、黄色のコック帽がよく似合う。
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たとえば「オスだけのたこ焼」。焼きあがったたこやきを6個ほど並べて、押す。
ペッタンコになったら、そこに豚と玉子でまるでお好み焼状態。見た目はお好み焼、
でも味はたこ焼、という不思議なメニュー。メスはないのかと探したら、「たこ焼の
花嫁」。イカがはいるらしい。
「四川省たこ焼」は、辛〜いトウバンジャンのようなコクのあるうまみがタコと一緒には
いっている。クセになるのはまちがいなし。
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